第32回 神楽坂まつり   左側の写真を、クリックして下さい。 



2003年の神楽坂まつりは、東京都新宿区神楽坂で開催された夏祭りである。神楽坂まつりは1972年に神楽坂商店会が主導して始まり、阿波踊り大会も同時に行われている。この祭りは、毎年夏に恒例となり、阿波踊りがメインイベントとして注目されている。当日は数万人もの来場者で賑わい、神楽坂の街が一体となって熱気に包まれる。 神楽坂は交通の便が良く、都心にありながらもどこか落ち着いた雰囲気が漂う場所である。多くの商店街が集まり、石畳の坂道が特徴的で、20以上の坂が存在する。街は粋な料亭や風情ある建物で彩られ、江戸時代の名残が感じられる。神楽坂通りを歩けば、伝統と現代が融合した風景が楽しめる。 神楽坂まつりでは、「ほおずき市」が第一部で行われる。この市ではほおずき鉢の販売や地元の手作りの催し物が人気で、夏の風物詩として親しまれている。そして、第二部のクライマックスとなるのが「阿波踊り大会」である。神楽坂通りを練り歩く阿波踊り連は、神楽坂地域全体のイベントとして発展しており、地元の小学校や東京厚生年金病院も参加する。阿波踊り連の参加団体は徳島県や杉並区高円寺からも訪れ、多様な踊りと鳴り物が観衆を魅了する。 2003年の神楽坂まつりでは、阿波踊り大会が雨の中で開催されたが、それでも多くの観客が熱狂的に楽しんだ。祭りは商店会や地域住民の熱心な活動によって成り立っており、神楽坂のイメージ向上と地域活性化を目指して続けられてきた。 この祭りの主催組織は、長年にわたり努力し、神楽坂まつりが街のプラスイメージを創造していくことを重要視している。神楽坂まつりは商店街の営業を促進するだけでなく、地域の伝統と現代が融合した粋なまちの姿を発信するイベントとして、多くの来場者に愛されている。神楽坂まつりは街づくりにおいて重要な役割を果たしており、継続的な努力によってより魅力的なまちに成長していくことが期待されている。



2003年7月25日~26日





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