2007年8月25日、浅草で恒例の第27回浅草サンバカーニバルが開催されました。 このカーニバルは、各参加チームがテーマに合わせた楽曲や衣装でパレードを行い、 演奏、ダンス、躍動感、全体の調和などを競い合うコンテスト形式のイベントです。 主催者や来賓の挨拶の後、パレードがスタート。吉住弘台東区長と審査員の松崎しげるさんが歩く姿も目立ちました。 厳しい残暑の中でも、浅草の夏の風物詩として約495,000人の観客が訪れました。 コースは浅草馬道通り二天門前から吾妻橋交差点（雷門通り）まで。 28チームが総参加し、S1リーグの優勝はウニアン　ドス　アマドーリスで、 昨年の優勝チームである仲見世バルバロスは2位となりました。 浅草サンバカーニバルは、浅草の伝統と新しい文化が融合したイベントです。 昭和30年代後半から40年にかけて、盛り場の中心でなくなる危機感から提案され、 ブラジルのサンバカーニバルを取り入れて誕生しました。 商店連合会と観光連盟の協力により、 浅草のお祭りとして成長。出場するチームは全国から集まり、 日本だけでなくブラジルでも高い評価を受けています。 浅草サンバカーニバルは、浅草の新しいイメージを反映しつつ、 国際色豊かなエンターテイメントとして、観客を楽しませ、夏の締めくくりを飾る素晴らしいイベントです。

2007年8月25日

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