山手通り(東京都道317号環状六号線)



東京都道317号環状六号線(山手通り)は、東京都品川区東品川を起点とし、 東京都板橋区仲宿を終点とする主要地方道(都道)です。 この道路は東京都市計画道路幹線街路環状6号線に指定されており、 通称として山手通り、一部区間では「旧山手通り」および「海岸通り」とも呼ばれています。 山手通りの歴史は関東大震災後の復興計画にさかのぼり、 東京駅を中心に半径約10マイルの範囲に環状道路と放射状の道路を配置する計画が立てられました。 その中で、既存の道路を利用して環状につなげるために必要な部分が山手通りの原型となりました。 当初の計画では起点から終点までのルートが異なっていましたが、戦後の復興計画により現在の山手通りのルートが確定しました。 山手通りは東京都内を縦断する道路であり、接続する主要な道路には国道357号、 国道15号、国道1号、国道246号、国道20号、国道254号、国道17号などがあります。 また、ほぼ全線で首都高速中央環状線が並行して走っています。 この道路は都心部を通るため、交通量が多く渋滞が発生しやすい地域でもありました。 しかし、中央環状新宿線や中央環状品川線の開通により、渋滞緩和が図られました。 山手通りにはいくつかの支線も存在します。例えば、旧山手通りや駒沢通り、ソニー通りなどがあります。 この道路の整備には、道幅の拡張や歩道・自転車レーンの設置、植樹帯の整備、 電線地中化などが行われています。 また、道路沿いには渋目陸橋や菅刈陸橋などの陸橋も存在し、交通の便益を図っています。 山手通りは東京都内を縦断する重要な道路であり、都心部の交通網を支える役割を果たしています。



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2013年1月19日(平成25年)



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