伊豆急の車窓(踊り子 182号)



踊り子(おどりこ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)、伊豆急行、東海旅客鉄道(JR東海)および伊豆箱根鉄道が運行する特別急行列車です。踊り子は東京駅から伊豆急下田駅や修善寺駅までを結ぶ路線で運行されています。東海道本線、伊東線、伊豆急行線、伊豆箱根鉄道駿豆線を経由しており、特別な経路を通ることが特徴です。 この列車は1981年10月に運行を開始しました。それまで東京と伊豆半島を結ぶ列車として特急「あまぎ」と急行「伊豆」が存在していましたが、踊り子の登場によりこれらの列車は統合されました。踊り子という列車名は、作家川端康成の小説『伊豆の踊子』にちなんで名付けられ、一般公募によって選ばれました。 初期の踊り子では185系という車両が使用されていましたが、2021年3月12日をもって定期列車の運用からは撤退し、以降はE257系2000番台・2500番台が踊り子の主力車両として運行されています。 現在は定期列車として東京 - 伊豆急下田間と東京 - 修善寺間を結ぶ列車が運行されています。東京 - 伊豆急下田間では下り3号・7号・13号・15号、上り4号・8号・10号・16号が運行され、東京 - 修善寺間では下り3号・13号、上り8号・16号が運行されています。修善寺駅発着の列車は熱海駅で伊豆急下田駅発着の列車と併結運転され、熱海駅で増解結が行われます。 また、臨時列車としても伊豆急下田駅発着や修善寺駅発着の列車が運行されますが、これらは定期的に毎週土日などに運行される特別な列車です。 踊り子の列車は毎日運行され、主に土休日に運行される列車は「1号」から順に番号が付けられています。また、繁忙期の臨時列車は「51号」から順に番号が付けられています。過去には大宮駅や常磐線我孫子駅からの臨時列車も設定されていましたが、現在は運行されていません。 踊り子は、伊豆半島へのアクセスを提供する特別急行列車であり、観光客や地元の人々に利用されています。美しい景色や観光地を巡りながら、快適な列車の旅を楽しむことができるでしょう。



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2005年9月10日





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