善国寺 毘沙門天 2009年7月24日 平成21年   左側の写真を、クリックして下さい。 



神楽坂に佇む毘沙門天善国寺は、安土桃山時代の文禄4年(1595年)に池上本門寺第12代貫主である日惺上人によって馬喰町に創建されました。 その後、何度かの火災に見舞われ、麹町を経て寛政5年(1793年)に現在の場所に移転しました。 毘沙門天は仏教の四天王であり、財宝の神として知られ、江戸時代から「神楽坂の毘沙門さま」として崇められています。 現在は新宿山ノ手七福神の一つに数えられています。 寺内には毘沙門天像が祀られ、その憤怒の表情や左手に宝塔、右手に矛を持つ姿が印象的です。 寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻に現れたと伝えられ、愛称「寅毘沙」で親しまれています。 善国寺周辺は古くから文豪たちに愛され、夏目漱石や泉鏡花、尾崎紅葉、北原白秋などが散策した場所として知られています。 また、 2007年に放映された嵐のメンバー二宮和也さん主演ドラマ「拝啓、父上様」(フジテレビ系)により、 一時期は嵐ファンの聖地ともなりました。 毘沙門天善国寺は、神楽坂まつりの舞台でもあります。まつりでは善国寺境内で「ほおずき市」が開催され、 周辺の飲食店が屋台を出して賑やかな雰囲気に包まれます。後半には神楽坂通りで「阿波踊り大会」が行われ、 約35の連が練り歩き、躍動感あふれる雰囲気が楽しめます。神楽坂まつりは、古き良き祭りの風情と伝統が息づく、 神楽坂を彩る夏の風物詩です。



動画は、善国寺から再生されます

2009年7月24日





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