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2025年11月3日(月・祝)、秋の恒例行事「神楽坂まち飛びフェスタ2025」の最終日に、神楽坂通り一帯で
メインイベント「坂にお絵描き」が開催されました。今年で27回目を迎えた神楽坂まち飛びフェスタは、
地元の有志によって1999年に始まった「まちに飛び出した美術館」を原点とする、神楽坂のまちの手作り文化祭です。
商店会や企業、大学、団体、住民が協力し合い、約3週間にわたって神楽坂全体がアートと文化に包まれました。
能楽や茶道、組紐、落語、日本舞踊といった伝統芸能のほか、阿波踊りや化け猫パレード、音楽コンサート、
ギャラリー展示、まちあるき、ワークショップなど、多様な企画が町中で展開され、約45の文化プログラムが実施されました。
そのフィナーレを飾ったのが、神楽坂通りを巨大なキャンバスに変える「坂にお絵描き」です。神楽坂の下から上まで
約700メートルにわたり、地元企業の協力で真っ白なロール紙が敷かれ、歩行者天国となった通りを訪れた人々が、
思い思いの色で自由に絵を描きました。子どもたちは裸足になって紙の上を駆け回りながら筆を動かし、家族や友人たちは
一緒に色を重ね、通り全体が鮮やかな絵巻物のように彩られていきました。特に地域の子どもたちには人気が高く、笑い声が
絶えず響く賑やかな光景が広がりました。
イベント当日の気象状況は、東京地方で「木枯らし1号」が吹くほど風が強い一日でした。日本付近は西高東低の冬型の
気圧配置となり、午後1時43分には東京都心で最大瞬間風速17.7メートル(北西)を観測しました。正午の時点では
気温17.9度、湿度41%、風速4.7メートル、北西の風が吹き、澄みきった青空のもとで秋らしい乾いた空気が漂っていました。
風が少し冷たく感じられたものの、日差しは温かく、絵を描く人々にとっては心地よい気候となりました。時折吹く風が
絵の具を乾かし、白い紙の上に描かれた色彩がより一層鮮明に浮かび上がっていました。
この日は、音楽の友社の協力による「神楽坂ハッピー・サックス・アンサンブル無料演奏会」も同時開催されました。
「音楽で人をハッピーにしたい」というテーマのもと、屋外で軽やかなサックスの音色が響き渡り、アートと音楽が
融合した華やかなひとときを演出しました。サックスのリズムに合わせて子どもたちが踊り出す微笑ましい場面も見られ、
会場全体が笑顔に包まれました。また、毘沙門天善国寺では、絵本作家のあきやまかぜさぶろう先生による人気の
お絵描き教室が開催され、各回先着20名の子どもたちが熱心に筆を動かしました。
「坂にお絵描き」は、誰でも自由に参加できる開放的なアートイベントとして、長年にわたり神楽坂の象徴的な企画と
なっています。ほかの地域では見られない、坂道そのものをキャンバスに変える発想がユニークであり、街全体が一つの
美術館のような空間へと変貌します。地元の人々が手作りで運営するこのイベントは、地域のつながりと創造の力を
感じさせるものであり、世代を超えて人々をつなぐ貴重な文化行事です。2025年も、強い風の中にも関わらず、多くの
笑顔とともに、神楽坂の坂道に色とりどりの夢が描かれました。
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神楽坂まち飛びフェスタ
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