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2012年7月15日、東京都千代田区の靖国神社では「第66回みたままつり」が開催され、厳かな祈りと賑やかな催しが織り成す 独特の雰囲気の中、戦歿者への慰霊と平和への祈りが捧げられました。この祭りは昭和22年(1947年)に始まり、国のために 命を捧げた246万6千余柱の英霊を慰めるお盆行事として、毎年7月13日から16日までの4日間にわたって行われています。 靖国神社の夏を象徴する風物詩として多くの人々に親しまれ、例年約30万人の参拝者で賑わう日本有数の伝統的祭礼のひとつです。 この年も、境内には大小3万を超える献灯が掲げられ、黄金色の光が夕暮れの空の下に柔らかく浮かび上がりました。 外苑参道には約1万個の大型提灯が整然と並び、内苑には約2万個の小型献灯が掲げられ、光の道を形作っていました。 これらの提灯は、戦没者に対する感謝と哀悼の気持ちを込めて全国の遺族や崇敬者から献納されたものであり、そのひとつ ひとつが「みたま」を慰める灯火となっています。また、各界の著名人による揮毫が施された約300点の懸雪洞(かけぼんぼり)も 参道に展示され、文化的な趣を添えていました。 神門の下には、華やかな仙台七夕飾りが設けられ、色とりどりの飾りが風に揺れて観客の目を楽しませました。 奉納行事としては、「麹町靖国講」や「芝浜睦会」、「こども神輿」などによるみこし振りが行われ、地域の伝統を 感じさせる活気ある行進が繰り広げられました。また、日本舞踊、古武道、琉球舞踊などが披露され、静と動が 融合する場面に観衆は見入っていました。15日には、つのだ☆ひろ 奉納特別野外コンサートも開催されました。 特に注目を集めたのは、夜の大村益次郎銅像前で開催された納涼民謡の集いです。千代田区民踊連盟主催の盆踊りでは、 参加者が輪になり、伝統的な民謡や地元の「千代田おどり」にあわせて踊りを楽しみました。祭りの開始に際しては本殿に 向かい一礼するなど、敬虔な気持ちで臨む姿が印象的でした。一般来場者も踊りの輪に加わることができ、さらに 「一般人櫓の時間」には、希望者が櫓に登って踊るという参加型のプログラムもありました。選曲にはその年ならではの 趣向が凝らされ、普段耳にしない民謡が流れるなど、民踊愛好者にとっても楽しみの一つとなっていました。 さらに、2012年は女優の剛力彩芽さんがポスターのモデルを務めたことも話題となり、祭りの認知度と来場者の関心を高める 効果を発揮しました。駅構内や街中に掲示されたキャッチーなデザインのポスターは、若い世代を中心に来場のきっかけと なったようです。 この日の東京の気象状況は、午後7時の時点で気温28.8度、湿度72%、南南西の風が毎秒5.7メートルで吹いており、 空は曇に覆われていました。日中の熱気が地表に残る中、やや強めの風が参道を通り抜け、浴衣姿の参拝者や踊り手たちの 汗を静かに冷ましてくれるような感覚をもたらしました。蒸し暑さはあるものの、夜風が全体の空気を和らげてくれるため、 提灯の灯りが滲む曇天とともに、幻想的な光景が際立っていました。 みたままつりは単なる夏祭りではなく、戦歿者への慰霊、平和への祈り、日本の伝統文化の継承という深い意義を持った 行事です。2012年の第66回もまた、光と祈りに包まれながら、静かな感動と賑わいが共存する夜を多くの人々に届けた 特別な4日間の一日でした。


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