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2018年7月13日、東京都千代田区にある靖国神社では、「第72回みたままつり」の初日を迎えました。この祭りは、 昭和22年(1947年)に始まって以来、戦歿者の御霊(みたま)を慰めることを目的として毎年開催されており、 日本の夏の風物詩として多くの人々に親しまれています。初日となるこの日は、平日であったにもかかわらず、 大勢の参拝者や観光客が境内を訪れ、例年通りの賑わいを見せました。 靖国神社の境内では、大小合わせて約3万個の献灯が掲げられました。外苑の参道には約1万個の大型提灯、内苑には 約2万個の小型提灯が灯され、日が落ちるとともに神社全体が幻想的な黄金色の光に包まれました。この光景は訪れた 人々に深い感動を与えるとともに、慰霊の意味を強く印象づけるものとなっています。 2018年は、2015年以来中止されていた露店の出店が3年ぶりに再開された年でもあります。外苑に位置する大村益次郎像の 周辺には、子ども向けを含む約50軒の露店が立ち並び、金魚すくいや綿あめ、焼きそばなど、昔ながらの縁日ならではの 楽しみが復活し、多くの家族連れや若者たちで賑わいました。 みたままつりの初日は「前夜祭」として位置づけられており、この日から本格的な奉納行事がスタートしました。 日中から夕方にかけては、能楽堂や境内の特設舞台で千修吹奏楽団によるパレード演奏や和太鼓の奉納演奏が行われ、 訪れた人々の目と耳を楽しませました。夕刻以降には盆踊りが行われ、櫓のまわりには浴衣姿の人々が集い、太鼓と音頭に 合わせて踊りの輪が広がりました。都内で最も早く行われるとされるこの盆踊りは、夏の始まりを告げる象徴的な催しとして 定着しています。 また、靖国神社の本殿では、日没後に夜間中庭参拝が実施され、参拝者は厳かな雰囲気の中で静かに英霊に祈りを捧げる ことができました。さらに、本殿前には各流派の華道家による生け花が奉納され、境内を彩るもう一つの美しい風景となって いました。 この日の東京は、午後7時の時点で気温30.1度、湿度65%と蒸し暑い気候でしたが、夕方になると風速3.2メートルの 南南西の風が吹き、境内を通る風が心地よさをもたらしました。参拝者たちは汗をぬぐいながらも、荘厳な雰囲気と幻想的な 光に包まれた空間の中で、静かに祈りと感謝の気持ちを込めて過ごしていました。 このように、2018年7月13日のみたままつりは、献灯の美しさと奉納行事の多彩さにより、靖国神社の歴史と伝統を感じさせる 特別な一日となりました。特に、露店の復活によって一層の活気が戻ったことは、訪れた人々にとって大きな喜びであり、 今後の開催にも期待を抱かせるものでした。


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