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2025年7月15日、靖國神社において開催された「第78回みたままつり」の第二夜祭は、前日とは異なり、不安定な天候の中で 進行されました。午後5時の祭儀は予定通り本殿にて執り行われ、戦歿者の御霊に対する慰霊と感謝の祈りが捧げられましたが、 この日の午後は15時頃から断続的に降り始めた雨が境内全体を濡らし、訪れる参拝者の足元を重くする状況となりました。 19時頃にようやく雨は上がりましたが、午後8時時点の気象状況は気温25.3度、湿度100%、風速3.2メートルの南風、空は 依然として厚い雲に覆われており、空気中には雨上がり特有の水分を多く含んだ湿気が漂っていました。地面にはまだ 水たまりが残り、足元には十分な注意が必要な状態でした。 このような天候にもかかわらず、予定されていた奉納行事の多くは柔軟に対応されながら実施されました。 午後4時からは、江戸芸かっぽれの名手である櫻川ぴん助社中による奉納演舞が能楽堂で行われました。 洗練された江戸の粋と風情を見事に表現し、観客から大きな拍手が送られました。午後6時30分からは、 芝濱睦と大本山増上寺黒本尊熊野みこし講によるみこし振りが参道で披露され、雨により滑りやすくなった石段や通路に 配慮しながらも、威勢のよい掛け声とともにみこしが力強く練り歩きました。参加者たちは濡れた衣装のままでも気迫を 緩めることなく、戦歿者への感謝と祈念の気持ちを込めて神輿を揺らしていました。 夜の奉納行事の締めくくりを飾ったのは、午後8時30分から行われた法政大学応援団とチアリーディング部GENIESによる 「奉納応援」でした。当初予定されていた神門前の屋外ステージから、雨天に伴い神門内部のスペースへと会場が変更 されました。床が濡れていたため、チアリーディング部の演技では滑る場面も見られましたが、それでも演者たちは 集中力を保ちつつ、躍動感あふれる演技を披露しました。力強い応援団のエールと、鮮やかなチアのパフォーマンスが 堂内に響き渡り、観客の心を打つ瞬間が続きました。この奉納は、法政大学OBとして戦歿された学徒の英霊に対する 感謝を表すものであり、第68回から継続的に行われている重要な行事の一つです。静と動の融合によって、厳粛な慰霊の 気持ちと若さ溢れる躍動感が共存する時間となりました。 境内全体には、例年と変わらず3万を超える献灯と雪洞が掲げられており、午後9時30分までの点灯時間にかけて、雨上がりの 湿った空気の中でやわらかな光を放っていました。雨粒がぼんぼりの表面に残ることで灯の光が柔らかくにじみ、 まるで水彩画のような幻想的な風景が境内一帯に広がっていました。とりわけ、全国から寄せられた懸ぼんぼりや 献句ぼんぼりには多くの参拝者が足を止め、それぞれの思いが込められた文字や絵に見入る様子が見られました。 外苑にはこの日も「憩いの庭」と「中央広場」にキッチンカーが数台出店しており、祭り参加者の空腹を満たしていました。 雨の影響もあってか、キッチンカー周辺では傘を差しながら食事をとる人の姿も多く見られました。露店の出店は依然として 行われていないものの、安全性と衛生面を重視したキッチンカーの存在が、来場者にとっては心強い支えとなっていました。 2025年のみたままつり第二夜祭は、午後からの雨によって一時的に不安視されましたが、主催側の迅速な判断と演者たちの 適応力によって、すべての行事が無事に実施されました。気温が下がりつつも湿度100%という重たい空気の中、多くの人々が 傘を手に境内を訪れ、戦歿者に対して心を込めた祈りを捧げていた様子が印象的です。みたままつりは、厳粛な慰霊の行事 であると同時に、文化的な奉納芸能を通じて人々の心を結ぶ場でもあります。この日もその役割を果たし、多くの人々の記憶に 深く刻まれる一日となったのです。


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