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2015年4月30日、春から初夏へと移り変わる東京の下町を巡る散策コースとして、荒川四ツ木橋緑地から東武博物館、 東京スカイツリータウン、そして錦糸町へと続くルートは、自然、交通文化、都市観光、グルメを一度に楽しめる 魅力的な街歩きコースです。この日の東京の気象状況は、平均気温19.0度、最高気温24.0度、最低気温14.7度でした。 日中は曇りがちな空模様ながら時折日差しが差し込み、湿度も比較的穏やかで散策には快適な一日でした。 平均風速は2.4メートル毎秒の東南東の風で、荒川の河川敷では爽やかな風を感じることができました。 夕方以降は快晴となり、美しい夜景観賞にも適した天候となりました。 散策のスタート地点は荒川四ツ木橋緑地です。荒川沿いに広がる約10万平方メートルを超える広大な緑地は、 墨田区を代表する運動公園のひとつです。河川敷には野球場やサッカー場が整備され、休日には多くのスポーツ愛好家や 少年野球チームで賑わいます。一方で、広々とした芝生と開放感あふれる景観は散歩やジョギングにも最適です。 遠くまで続く荒川の流れを眺めながら歩くと、都会の中とは思えないほどのゆったりとした時間が流れています。 春の柔らかな空気と川風が心地よく、地元住民に愛される憩いの場所であることを実感できます。 四ツ木橋周辺から国道6号線、水戸街道へ向かうと、東京東部の交通の大動脈として機能してきた歴史ある道路沿いの風景が 広がります。水戸街道は日本橋から東北地方へ続く重要な幹線道路であり、現在も多くの車両が行き交っています。 街道沿いには昔ながらの商店や住宅地が点在し、下町らしい雰囲気を感じながら歩くことができます。 やがて東向島に到着すると、東武博物館が見えてきます。今回は館内ではなく、博物館の外に展示されている貴重な 車両を見学します。特に注目したいのがSLスクエアに保存されている東武鉄道6号蒸気機関車です。1898年に イギリス・マンチェスターで製造された歴史的な蒸気機関車で、東武鉄道草創期を支えた貴重な存在です。 重厚な黒い車体や大きな動輪からは、明治時代の鉄道黎明期の雰囲気が伝わってきます。また、東武日光軌道線の 電車や特急「けごん」として親しまれた1720系車両も展示されており、鉄道ファンだけでなく一般の観光客も 楽しめるスポットとなっています。東武博物館を後にして東向島駅前を散策すると、かつて玉ノ井駅と呼ばれていた 歴史を持つ街の面影に触れることができます。周辺には昔ながらの商店街や住宅街が広がり、東京下町の落ち着いた 雰囲気が残されています。 再び国道6号線を南へ進むと、やがて東京スカイツリータウンが姿を現します。高さ634メートルの東京スカイツリーは 遠くからでも存在感を放っていますが、近づくにつれてその巨大さに圧倒されます。東京ソラマチには数多くの専門店や 飲食店が集まり、ショッピングや食べ歩きを楽しむ観光客で賑わっています。各地の名産品を扱う店舗や話題の スイーツ店を巡りながら歩くだけでも十分に楽しめます。 夕方になると、快晴となった空を背景にスカイツリーがさらに美しく映えます。ガラスに反射する夕陽や徐々に 灯り始める街の明かりは、昼間とは異なる魅力を見せてくれます。展望台へ上らなくても、足元から見上げる迫力ある 景観は十分に見応えがあります。 その後は墨田区内循環バス「すみまるくん」を利用して錦糸町へ向かいます。地域住民の足として運行されている コミュニティバスですが、観光客にとっても便利な移動手段です。車窓からは墨田区の住宅街や商業施設を眺める ことができ、徒歩とは異なる視点で街並みを楽しめます。錦糸町に到着すると、東京東部有数の繁華街らしい 賑わいが迎えてくれます。大型商業施設や飲食店が立ち並び、多くの人々で活気にあふれています。 散策の締めくくりには居酒屋や飲食店で一日の疲れを癒やすのがおすすめです。下町ならではの焼鳥店や 大衆酒場で地元の味を楽しみながら、この日歩いてきた荒川の景色や歴史ある鉄道車両、スカイツリーの壮大な 眺望を振り返る時間は格別です。 こうして荒川四ツ木橋緑地から東武博物館、東京スカイツリータウン、錦糸町へと続く一日は、自然、歴史、 鉄道文化、都市観光、グルメをバランスよく満喫できる充実した散策コースとなります。東京の新旧の魅力を 一度に体験できる、下町ならではの観光ルートとしておすすめできる街歩きです。


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