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2010年4月初旬の京都は、桜がちょうど満開を迎える時期であり、観光都市として最も華やぐ季節でした。 4月2日の京都は平均気温10.8度、最高気温17.5度、最低気温4.7度で、湿度は平均60%と比較的落ち着いていましたが、 時折雨が降る曇天の一日でした。そのような天候の中、玄関口である京都駅に到着すると、1997年に完成した原広司設計の 駅ビルがまず目に入ります。ガラス張りの前衛的な建築は、観光や商業、交通の拠点として多くの人々が行き交い、 都市の活力を象徴していました。駅前には京都のランドマークであるニデック京都タワーがそびえ立ち、白い円筒形の姿で 市内を見守るように建っています。この日は曇りがちで視界はやや限られていたものの、展望台からは市街の桜色の景観を 望むことができ、都市と自然の調和が感じられる風景でした。この日には、京都の歴史を象徴する神社や宮殿を巡ることができました。 左京区にある平安神宮は、遷都1100年を記念して創建された壮麗な社殿を構え、朱塗りの大鳥居と広大な境内が訪れる人を 迎えていました。続いて訪れた京都御所は、かつて天皇が生活と公務を行っていた由緒ある空間であり、安政度内裏の 建物群が整然と配置され、伝統建築の美しさと歴史の重みが随所に感じられました。澄み切った青空の下、庭園の松や桜が 鮮やかさを増し、春の都を象徴する景観を形作っていました。翌3日は気温がやや下がり、平均気温7.1度、最高気温13.1度、最低気温2.2度と朝晩の冷え込みが強く、湿度も55%と 乾燥気味で、晴れ間が広がる一日となりました。桜は最も美しい盛りを迎え、この日には、宇治市の 陸上自衛隊大久保駐屯地に咲く桜並木を楽しむことができました。1957年に開設された駐屯地は、 地域の防衛拠点としての役割を果たしつつ、市民に桜の名所としても親しまれています。整然と並ぶ桜の木々が一斉に 花開き、春の陽光に照らされる姿は壮観で、京都市内とは異なる落ち着いた雰囲気を味わうことができました。 日暮れとともに京都市内に戻ると、東山区の清水寺で夜桜鑑賞を行いました。音羽山の斜面に広がる広大な境内では、 十一面千手観音菩薩を本尊とする古刹の建物群がライトアップされ、舞台から眺める桜が闇に浮かび上がる光景は 幻想的でした。その後、鴨川と木屋町通の間に位置する先斗町を散策しました。石畳の路地には料亭や茶屋が軒を連ね、 夜の帳が下りると灯りに照らされた街並みが情緒を醸し出していました。さらに祇園白川へと足を延ばすと、 巽橋周辺の町家と紅殻格子が並ぶ景観の中で、枝垂れ桜やソメイヨシノが川面に映り込み、京の夜を彩る風雅な雰囲気を 漂わせていました。一日の締めくくりには京都の庶民的な味覚を代表するお好み焼きを味わい、観光と歴史、 伝統と現代が交錯する京都の魅力を実感するひとときとなりました。2010年4月2日から3日にかけての京都は、 天候の変化が桜景観に多様な表情を与え、昼と夜、古と新が織りなす都市の姿を豊かに体験できる時間であったといえます。 4月4日になると、平均気温は10.6度、最高気温18.6度、最低気温1.5度と寒暖差が大きいながらも、湿度は平均48%、 最小湿度は11%と乾燥し、南南東の風が穏やかに吹く快晴の日となりました。本日は終日車移動で帰宅。


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