北区花火会
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北区花火会
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2025年9月27日
第12回 北区花火会 RED×BLUE SPARKLE GATE 令和7年
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2019年9月28日
北区花火会 令和元年
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北区花火会は、東京都北区の荒川河川敷、岩淵水門周辺を舞台に毎年9月から10月にかけて開催される秋の花火大会です。 2012年に初めて開催されて以来、地域に根ざした民間主導の催しとして続けられており、今では東京を代表する花火大会の 一つに数えられる規模と人気を誇っています。大会の名称が「花火大会」ではなく「花火会」となっているのは、行政主導 ではなく地域の企業や住民が力を合わせてつくり上げる手作りのイベントであることを強調するためであり、そこには 地域の絆や市民の誇りを育みたいという思いが込められています。 打ち上げられる花火は回を重ねるごとに規模を拡大し、初回には約3000発が夜空を彩りましたが、その後は5000発、 そして2023年以降はおよそ1万発もの花火が打ち上げられるようになりました。内容も年々進化しており、大玉花火や 華やかなスターマインはもちろんのこと、音楽に合わせて打ち上げられる「音楽花火」や、物語性をもたせた 「ストーリー花火」、さらには全国から集まった著名な花火師が腕を競う「芸術花火博覧会」など、多彩な演出が 用意されています。単に花火を鑑賞するだけでなく、芸術性や演出性を重視する点が北区花火会の大きな特徴となっています。 会場は荒川の両岸に設けられ、東京都側の赤羽エリアと埼玉県川口エリアの両方に観覧スペースが整備されています。 観覧席は無料席と有料席に分かれており、有料席は水門に近い位置に設けられているため、迫力ある花火を間近で堪能できる 環境となっています。赤水門エリアではライトアップされた歴史的建造物と花火の共演が楽しめ、青水門エリアでは コンサートレベルの音響設備が整えられ、音楽と花火が一体化したショーを臨場感たっぷりに味わうことができます。 川口エリアからは川面に映り込む「逆さ花火」が見どころであり、それぞれの観覧場所に特色があるため、来場者は 自分の好みに合わせた楽しみ方を選ぶことができます。 会場の象徴となる赤水門と青水門は、北区花火会において欠かせない存在です。赤水門とは旧岩淵水門のことで、 大正時代にパナマ運河建設にも関わった技術者、青山士の監督のもと建設されました。荒川の氾濫を防ぐ役割を果たしましたが、 昭和58年に新たな岩淵水門が完成したことにより現役を退き、現在は国の重要文化財として残されています。 赤褐色の鉄骨構造が印象的な赤水門は、今ではライトアップされて花火の背景として活用され、観覧者にとって忘れがたい 光景を演出しています。一方、現役で稼働する青水門も、近代的な姿とともに夜間照明で美しく浮かび上がり、赤と青、 2つの水門が並び立つ姿は北区花火会の象徴的な景観となっています。 北区花火会は地域の人々にとって単なる娯楽の場にとどまらず、地域資源を活用しながら住民同士の交流や地域の誇りを 育む機会として機能しています。開催のきっかけとなったのは2011年の東日本大震災後に行われた北区秋のフェスティバルで、 復興への願いを込めて打ち上げられた花火が地域住民に大きな感動を与え、「毎年続けてほしい」という声を受けて翌年から 独立したイベントとして始まったものです。以来、区民一人ひとりが力を合わせて盛り上げる手作りの祭典として定着し、 毎年多くの来場者が訪れる東京の秋の風物詩となっています。2024年の開催時には5万人以上が来場し、その注目度の高さを 示しました。 このように北区花火会は、伝統と革新を兼ね備えた都市型の花火イベントとして発展を続けています。秋という季節に 行われることで、夏の花火大会とは一味違う澄んだ夜空に映える花火の美しさを堪能でき、さらに地域文化や歴史を 背景にしたストーリー性のある演出が観客を魅了します。地域の資源を最大限に生かしながら区民の力で創り上げられる 北区花火会は、今後も東京を代表する花火イベントとして多くの人々に愛され続けていくのです。
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